」
朝 開店前のサロンに到着すると
『もしもし! もしもしーし!! お電話が遠いようなのですが・・・
もしもし! お名前お願いします!!』
と、わがスタッフの叫ばんばかりの電話対応(><;)
相手の声が聞こえにくいのに、こっちがでかい声やと、相手は気ぃ付きにくいやろ!!
と思っていると。。。
電話が切れてしまったようで、このスタッフがっくりした顔をしていました。
。。。。。と又電話が
次は私が取ると
『パーマをあててもらいたいと思って・・・・先生忙しいからいつも迎えに来てもらうのが
気の毒で、途中まで来たんやけど。。。』
不安そうな、弱々しい聞き取りにくい声で~ でも聞き覚えのある ???
スグに電話の相手はわかりました。
明らかに戸外であると分かる踏切の音や、車の音も聞こえます。
私 『もしもし、10円玉もってますか? すぐにあと30円入れてください。』
『はい。30円入れました』
私 『今、どこにいらっしゃるのですか? 回りには何が見えますか?』
『さあ・・・どこやか分からない! ポストと、公衆電話が或るところやけど・・・(>_<)』
私 『じゃあ、一回電話を切って、駅員さんにどこの駅の何出口か聞いて、それからもう一回電話してください。待っますからね!!』
しばらくして
『ひばりが丘花やしきの、東口って、駅員さんが言わはったわぁ。』
私 『分かりました! 動かないで、そこで待っててください。すぐ行きます。』
電話の相手は私が独立した時から、長年通い続けて下さるお客様でした。
もうすぐ90歳の奥様です。
サロンからは1時間位かかり、電車も乗り継がないと来れないところから~
毎月きてくださるので、最近はお迎えに行くようにしていました。
いつも事前に予約電話が入り、車で迎えに行きます。
ところが本日は、フエイントY(>_<、)Y
車を運転しながら、
ボロボロ涙が出てきました
ありがたいのと、お客様が高齢になって少々頼りなくなったのと・・・・
そんなになっても、私のところに遠くから来てくださるのと・・・
開店以来、私を励ましてくださった、母のような方で・・・
本当に感謝してもし切れません!
このお客様は最後まで私が担当します。
意識がなくなっても・・・最後まで 。。。。。。。
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