『いつもどおり、白髪を染めて・・・短く切ってください!!』
『。。。いつも短くカットされていますけど、どうしてですか?』
『えっ?・・・
。 どうしてって
短くしないとどうにもならないでしょう
このひどい癖毛はねぇぇ～
』
『どうにもならない事はないですよ
短い髪が好きでされてるのではないのですか?』
『いえいえ
短くしないと自分で始末できないから～ 子供の頃からズーットこの髪質で
ジャリジャリの毛でねぇぇ こんな髪質だから中半端だとひどいことになるでしょう』
『じゃあ、自分で洗っても納まれば・・・もしかして短くしたくはないかもですか?』
『そりゃ、アナタ!! サラサラの髪なら、一度でいいから伸ばしてみたいわよ
』
『そしたら、いっぺんサラサラの髪にしてみましょうか?』
『それがねぇぇ～5年ほど前に縮網矯正ってのをしたけどダメだった!
真っ直ぐにはなったけど・・・ペタンコ過ぎて、私の年にはおかしいのよねぇぇ。
それと、毛先がスグにバサバサになって、又スグに短くしたのよ!・・・
だから、ショートカットでいいわ』
『いえ、いえ・・・チョット技術的には難しいですが、
ペッタン子にならずに、癖だけ伸ばして
サラサラの髪にできると思います。
薬の反応の手加減が必要ですので、私・責任を持って張り付いて見ていますから・・・
なんなら、前髪だけ少しだけで試してみません！？
』
『ほんとぅ
前髪だけでもやってもらえるの？。。。じゃあお願い！！』
こんなやり取りの後、前髪だけ癖毛をやっつけて
そして
『前髪が下ろせたのは初めて
これで洗っても前髪が大丈夫なら全部しようかなぁぁ』
などと、喜んでいただいたのでした。
そして3週間後
『全部、やってみて。。。！！
』
とご来店
頑張りました。
『若い頃にこんな風にしてたら・・・人生違ってたわぁぁ
もっと早く教えて欲しかったわぁぁぁ』
『すみませんでした！ 今まで、なんの疑問も持たずに仕事してました。
お客様の要望の奥にあるもの・・・これからは、キッチリ探します』
髪質が悪いからと諦めてる貴女ご相談下さい。
どんな髪でも、何とかいたします。
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