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2009. 6. 6 ブログ

リハビリ

先月くも膜下出血で倒れた友人のダンナ

手術も成功し経過も良く近くの病院に戻り
あとはリハビリと言うところまで回復しました。

1日おきに透析をする体でありながら、手術も成功して
後遺症もなし・・・
奇跡に近いらしいです。
しかし、長い間安静を強いられて
足腰の筋肉が弱り～歩く事すら困難な状態です。

『老人のようにヨロヨロして、まともに歩けない。こんなブザマな姿では生きている価値が無い。

歩くのに稽古せなあかんなんて・・・屈辱や!　俺にも、まだプライドは残ってるから～』
そう言ってリハビリも拒否

動かないのでよけいに弱ってくるし、気力も失せて軽いウツ状態

・・・

『のんちゃん、いっぺん来て! 何とか、頑張るように気合入れてやって!!』

意識がなくどうなるか分からない時は、ただ生きていれば良いとも思ったけど。。。
せっかく助けてもらっても自分で努力する事を拒む姿勢には私も腹が立ちます。
しかし、本人はもう死ぬ覚悟でその予定だったところから助けられても困るのでしょうか?・・・

過去に私自身リハビリをしていた時

同年代の男性が
やはり脳出血でリハビリをされていました。
車椅子に座った体格の良い男性は目もうつろで、オムツをされた状態。

はっきりは分りませんが後遺症で運動機能に障害が出てる様子でした。

『貴方が元気になってくれないと、私や子供はどうするの!!　　

早く歩けるように頑張って!!』

朝早くから、奥様の悲痛な叫びにも似た励ましにも、表情が動く事もなく・・・

人の力で立ち上がらせてもらって、バーに掴まるもスグに崩れ落ちるような状態で傍目にも辛い日々でした。
　

しかし、2週間後、

その男性は自分で車椅子から立ち上がって

バーまでの1歩を踏み出すまでになりました。

か弱い妻の叫びに応えて、復活をかけて頑張った男性と・・・

強い妻から罵られて、気力さえなくしてしまう男・・・

対象的です。

か弱い女にすがりつかれたら頑張れるけど、女が強いと男の存在価値は薄れてしまうのでしょうか?
男のプライドって何なの

のんちゃんが気合を入れに行くのは
逆効果のような気がしてます・・・

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