シャンプーの時
『カユイところはございませんか?』
と聞いても
『はい、大丈夫です』
と、ほとんどのお客様がそう言われます。
(たまにはっきりここがカユイと言っていただける場合もあります)
マッサージの時も同じく
『力加減はいかがでしょうか?』の返事は
『はい、大丈夫です』
これって本心でしょうか?
多分遠慮して、よほどのことが無い限り
『それで良いです』
と言う返事になるのではないでしょうか?
私も、立場が変わって
お客さんとしてどこかの店に行った時
そこそこ我慢します。
かなり遠慮します。
〈よそに行った時は、おとなしくしとけ〉
〈相手の出方が分かるまで自分をさらけ出すな〉
〈人の陣地では猫をかぶっとけ〉
そのようにしつけられました。
宴会で『もう結構です。たくさんいただきました。』
と言われても、それは遠慮してはる
まだまだ注がないと失礼だと教えられました。
これって私だけ?
いや
そんなことはなく、
かなりの確率でお客様もそうだと思います。
日本人の奥ゆかしさか
あいまいさか、本心は分かりにくいです。
私のお客様で
長く担当させてもらっている人は
なんと３０年以上のお付き合いの人もあります。
それくらいになると本音を言ってもらえます。
本心、本音を言ってもらえるようになるには
どうすれば良いのかといつも考えています。
そして
本音を言ってもらうためには
ちょっとしたコツがあります。
それは
もしかしたら遠慮してる?
もしかしたら気に入らないのかも知れない?
もしかしたら、もしかしたら、ウソじゃないかい?
って
ずーっと疑っています。
自分の技術、サービスも
全力でやりながらも、これでいいのか?
実は
常にネガティブなのです。
見た目は元気そのもの
何も気にしていないように見せてますが
本当は、細かいことが気になってしゃあないんです。
おきゃくさまの
本心からの欲求を探り出す
これが大事な仕事だと思います。
長いお付き合いのお客様も遠慮しいのおきゃくさまです。
完全予約制です。
ゆい美容室宝塚 0797-88-0707
ゆい美容室川西 072-759-5397
