一人でもお客様に喜んでいたたくためにお勉強して
色々大変な作業に取り組んでいます。
が
ふと思い出した最悪の記憶
そう あれは美容師になって3年くらい
異例とも言えるスピードで次々テストをクリアして、スタイリストデビューして
順調に進み役職ももらって調子に乗っていた頃
お店は、午後になると夜のお仕事にお出かけになる
美しいお姉さまでごった返していました。
私は、いつも指名を頂くお客様の髪を手早く結いあげ
(神経質でイラチのお客様です)
自信満々に、バックスタイルをお見せしたその瞬間
そのお客様の眉間には不快をあらわにする深い縦ジワが。。。。。。
そして
次の瞬間には
鬼の形相で、綺麗に結い上げた和髪を崩し
投げつけながらピンを外されてしまいました。(((( ;°Д°))))
一瞬、何が起こったのか理解できず、恐ろしく声もかけられませんでした。
お客様も無言
張りつめた空気の中 涙がボロボロこぼれてどうすれば良いのか・・・
ただ怖くて取り乱してしまいました。
嫌な空気の中、そのお客様は
「確かにあなたのアップは上手だし、いつも気に入っていたけど
今日は、いつもの気分じゃないのよ!!
いつも、お任せで好きなようにして良いとは言うものの、一応聞くべきでしょう!!
今日はねっ、途中で衣装も替えるし洋装でも良いようにしてほしかったの。
もう一度ややり直してっ!!!!!」
で
見かねた別の先輩スタイリストが代わって下さったのですが
「担当代えろなんて言っていないでしょう!
あなたがやるのよ!!」
震える手で、ドレスでも行けるように、髪を結いなおしました。
このことは、美容師人生最大の汚点で忘れてしまいたい出来事でした。
でも
現在の美容師としての私があるのは
この
お客様のお蔭です。
おかげで、
そこそこ怖いお客様や、ややこしい注文、難しい髪質にも対応できるようになり、
難易度の高いお客様が増え、悩める日々を送っています。(笑)
最近は、難しい、ややこしい髪質のお客様歓迎です。